2007年10月15日

レーシックと角膜ベッド数

レーシック・PRKをご検討中の皆さん、こんにちは。瞳です。

今日は角膜ベッドについて書いてみようと思います。
色々なクチコミ・質問系サイトを見ていると、×ベッド数=レーシック後の角膜厚の事だと思い込んでいらっしゃる方がいるようですが違います。

角膜ベッド数とは
角膜厚−フラップ厚−照射切除厚=角膜ベッド
となります。

・角膜厚・・・パキメーター(角膜厚測定器)で簡単に計測することが出来ます。
・フラップ厚・・・クリニック・術式によって異なります。
・照射切除厚・・・近視・乱視の度数によってエキシマレーザーで切除する角膜の深さは大きく異なります。度数が高ければ高いほど深く切除する必要があります。
・角膜ベッド・・・角膜実質層のこと、250μm残す必要があると言われています。


この中で「自分は角膜厚が薄いからフラップ厚が薄くつくれるイントラレーシックの方がいいのだろう・・・」と思われている方、間違いだとは言いませんが機器の進歩もすさまじいものがあるのですよ。
クリニックによってはレーシックでも角膜厚100μm前後と薄く設定出来るところがありますから、クリニックの無料説明会に参加する、クリニックに問い合わせるなどして確認しましょう。


もう一点、エキシマレーザーの種類によっても角膜除去厚は変わってきます。
色々調べてみましたが、私がPRK手術を受けた舘眼科クリニックに入っている「VISX S4 IR」は優秀と言えるようですよ!
私のように強い乱視が入っていても、切除厚は最小限に設定されるのだそうです♪
エキシマレーザーでクリニックを選ぶべきではないと思いますが、どの機種が入っているのかは確認が必要ですね!

また、必ず患者の目の状態、オペ後について説明をしてくれるクリニックを選ぶできでしょうね。
「イントラ出来ますよ〜」「再手術も可能ですね〜」だけでは不安ですし、一度切除した角膜は戻ってきませんから…。
角膜厚・近視・乱視度数などは個人で異なりますし、目の状態によっても選択出来る術式は違います。
よく悩んでクリニック・術式を選択して下さいね!

posted by 瞳 at 22:25| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | レーシック合併症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

レーシック合併症【角膜拡張症】

こんにちは。瞳です。

昨日書いた「術後1ケ月【検診日(2)】」記事の続きとなりますが、「レーシック合併症【角膜拡張症】」について今日は書いてみたいと思います。

角膜拡張症とは?
薄くなった角膜が、眼圧に耐え切れなくなって飛び出してくること。
レーシックなど近視矯正手術において、角膜中心部を削りすぎた場合におこります。ケラトエクタジア、エクタジアともいいます。

角膜拡張症は視力回復手術の合併症で、最もリスクの高い合併症の一つと言えます
レーシック・イントラレーシックのみならず、PRKでも発症する可能性はありますが合併率は1/20と激減します。

2006年5月の屈折手術学会誌で角膜拡張症が議題とされている記事「軽度近視のレーシック後発症の両側性角膜拡張症」を和訳・コメント書かれている記事を読みました。
主要部分のみUPしたいと思います。
(こちらの記事を和訳(要訳)されたのは表層角膜矯正手術を勧めていらっしゃる医師の方ですので、多少PRKよりの発言かもしれません。しかし、患者にとっては有益な情報であることには違いないと考えUPさせていただきました。)
http://www.sangubashi.com/
lasik/complication.html


LASIK術前に角膜の厚さが十分にあり、「フルステ」と呼ばれる角膜拡張症を示唆するサインが角膜解析で認められなかったにもかかわらず、軽度近視の矯正後に角膜拡張症を合併した症例が議論をよんでいる。
※フルステとは・・・角膜が下方にたれている形状のこと

フラップ作成に用いたニデック社製2000マイクロケラトームなら、フラップ厚を160μに設定しても、せいぜい±20〜22μの誤差であり、角膜拡張症を合併させてしまうことはないはずであり、それにもかかわらず、合併症がおきた事が問題である・・・。

確率的には稀とはいえ、日本国内での合併症報告がたった一つの論文のみと言うのが気になります。
海外の論文にはLASIK後の角膜拡張症について多数の報告がなされております。LASIKによる角膜拡張症の合併は術者やマイクロケラトームに問題がなくとも発生します。その可能性を正確に予知できないことに問題があるのです。

角膜の厚みは十分でも、コシが弱ければレーシック後や、イントラレーシックでドアー状のフタを作って実質を削って元に戻しても、角膜がバラけたり、円錐状に突出したりして強い乱視状態を引き起こし、角膜移植に至るのです。

まだ角膜拡張症の術前診断については研究中の段階なのだそうです。
前途にも記載しましたが、こちらのコメントを書かれた医師は表層角膜矯正手術を推奨されています。理由は「レーシックより角膜移植という事態がおきにくい」ことをあげられています。無論
PRKにはPRKのリスクがあります。

コシと言う表現をされていますが、これは
眼の弾力性のことです。
近視が弱くても眼の弾力性が弱い場合、術後のリスクを考えると手術は見合わせる、術式を再検討するなどしなければならないようですね。
フェイキックIOL等角膜を削らなくても良い術式もありますが、これは白内障などのリスクが伴います
どうあれ100%安全な手術はないと言う事ですね。

リスクが高い場合「手術をやめる」と言う選択も必要だと思います。
手術は自己責任です。将来長く付き合う眼のことです。
一度削れば元には戻りません。フェイキックIOLも同じ事が言えます。眼の手術をした事に変わりなく、元には戻りません・・・。
よく考えて決めましょうね!

posted by 瞳 at 16:27| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(8) | レーシック合併症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

フラップ欠損事故

こんばんは。瞳です。

先日「爪が当たってLASIKの角膜フラップがずれた」と言う記事を見つけました。今日はそのことについて書こうと思います。

今まで「喧嘩をして殴られフラップがズレ落ちた」「交通事故の衝撃でズレてしまった」など、大きな衝撃を受けてフラップがズレた等と言った記事は読んだことがありましたがとは・・・。
爪を長くしている女性は多いと思います。こんな話しを聞くと少し恐ろしいですね。

記事の内容を簡単にまとめました。

LASIK術後何の問題もなく10ケ月経過した28歳の女性。当時視力は裸眼視力1.0あった。
セーターを脱ぐ際爪が目にあたりフラップがズレてしまい、強い痛みを感じた為クリニックを受診した。
フラップは残っていたが裏返っており、一部ヒンジが避けていた。角膜実質層を清掃後、ナイロンで縫いつけることになった。
1ケ月半経過後の裸眼視力は不正乱視の為0.1であった。約3ケ月半後、裸眼視力0.5、矯正視力1.0にまで回復した。


このポイントは10ケ月経過した「術後長期間経過後」に「軽い接触」でフラップがズレたことでしょう。
今までこのような報告はなかったようです。

しかし、今現在は分かりませんがこの報告書が作成された時点でFDA(米国食品医薬品局)への報告義務はなかったようです。
それを考えると、報告されてないこのような事故症例はないとは言い切れないのではないでしょうか。

?FDAとは?
Food and Drug Administration of the United States Department of Health and Human Serviceの略で、米国食品医薬品局のことです。
米国食品医薬品局。医薬品・医療機器などを管理する機関(日本の厚生労働省にあたる機関)。
世界で最も安全基準が厳しい機関として知られています。

フラップの欠損・ズレなどは、基本的には手術直後を除けばそんなに心配するようなことはない・・・そう思っていました。
多くのサイトでも3ケ月も経てば大丈夫でしょう!!と・・・。
本当に大丈夫なのか?やはりフラップは危険因子ではないのか?ついついそう考えてしまいます。

話は変わりますが、先日寝ている婚約者(ブログ名:ジロー)に肘鉄を「右目に」食らわされました・・・。
大きな衝撃ではなかったのですが、すぐに鏡を見に行きました。
「なんともなってない。フラップなくてよかった〜!」と心から思いました。ジローには朝起きてからホンキ蹴りを入れておきました。
monnge.jpg
そしてもう一件。愛犬モンゲと遊んでいた時のこと・・・興奮したのか急に「左目に」モンゲパンチを食らわしてきました・・・。
モンゲはさすがに殴れません・・・。痛かったです。すぐ点眼薬をして大事に至りませんでした。

ウチの男共ときたら・・・揃いも揃って根性悪です!!ヾ(。`Д´。)ノ彡キィッ☆

私のようにフラップに関して不安が拭えないと考える方はPRK・EPI−PRKを考えてもいいと思います。
球技をされている、ケンカっぱやい、犬・猫を飼っている、寝相の悪い彼・彼女に悩まされている方、一度考えてみては?(笑

posted by 瞳 at 00:00| 大阪 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | レーシック合併症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。